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朝! 唯「も~!遅刻する~!」ガサガサ 律「唯~、いい加減先行っちゃうぞ?澪もやる事有るってさっさと行っちゃったし」ハァ 唯「ちょっと待ってよりっちゃん!あれ?ケータイ何処~?」 晶「お前ら、まだ出てないのか?間に合わなくねぇか?」 唯「あ!晶ちゃんおはよう!もう、何で起こしてくれないの!?」プンプン 晶「はぁ!?だから私はお前の保護者じゃねぇっつってんだろ!」 唯「だって授業有るじゃん!」 晶「だから今日は私は2コマ目からだって昨日の晩言ったろ?」 唯「え~」ブー 晶「え~もブーも有るか。目覚ましはどうしたんだよ?」 唯「目覚まし時計なんかが私を起こせる訳無いじゃん!」モー 晶「お前もう寝てろ。起きるな」 唯「やっぱり晶ちゃんも同じ授業受けようよ~」 晶「お断りだ。っていうか今更変えれるか。ほれ、さっさと準備する!ケータイは机の上に置いてあんだろ!」パンパン 唯「え?あ、ホントだ!よし、準備オッケー!」フンス 律「唯、走るぞ!」 唯「うん!急ぐよりっちゃん!遅刻しちゃうよ!」 律「誰の所為だ誰の!」 ダダダダダダ…… 晶「はぁ……本当、毎日飽きないなぁアイツら」 紬「楽しいでしょ?」 晶「お?よう」 紬「おはよう晶ちゃん」 晶「朝から煩くて迷惑なだけだ。アイツ、人に甘え過ぎだろ」 紬「そこが良いところなのよ」 晶「良いところ~?」 紬「だって、可愛いじゃない」 晶「わっかんねぇ。取り敢えず早い所なんとかしてくれ、このままじゃずっと付き纏われそうだ」 紬「あらあら、それも良いと思うけど」 晶「良くねぇよ」 紬「そう?残念」 晶「で、お前は今日は授業は?」 紬「私も2コマ目からなの。折角だし一緒に学校行かない?」 晶「そうだな。じゃあ先ずは飯食うか」 紬「そうね、食堂行きましょう」 * * * 晶「あれ?お前そんなネックレスしてたっけ?」モグモグ 紬「コレ?可愛いでしょ」 晶「あぁ。似合ってる」パクパク 紬「ありがと。皆からのプレゼントなの」 晶「へぇ~」モグモグ 紬「ほら、この間みんな忙しいみたいって話したじゃない?」 晶「あ~……あぁ」 紬「あの時みんなバイトしててね、そのお金でコレをプレゼントしてくれたの」 晶「ん?プレゼントって誕生日とか?」 紬「ううん、日頃の感謝の気持ちだって」 晶「へぇ、そりゃ良かったな」 紬「うん!大事な宝物よ」 晶「……あ~、あの時は悪かったな」 紬「へ?」 晶「そんな事してくれる友達を、冗談でも馬鹿にして悪かった」 紬「え、あ~」 晶「あの後菖に本気で怒られてさ……確かに酷い事言った、ごめん」フカブカ 紬「そんな頭下げないで。良いよ、あの時手打ちにさせてもらったし」 晶「されたけどさ、文字通りバチンと」 紬「アレでいいよ」 晶「そうか?でもなぁ、お前の事もアイツらの事も馬鹿にした訳だし、アレだけじゃ私の気が済まないというか~」 紬「ん~……じゃあ」 晶「じゃあ?」 紬「今日晩御飯奢って?」 晶「晩飯を?何処の?」 紬「うん。晶ちゃんのオススメでいいわ」 晶「ん~……分かった」 紬「じゃあそれで!私奢ってもらうって初めてなの」 晶「は?そんなの持ちつ持たれつだろ」パクパク 紬「ん~、多分それは」 菖「お!晶、ムギちゃんおっはよ~!」 晶「おう」モグモグ 菖「珍しい組み合わせだね。二人も2コマ目から?」 紬「うん。おはよう菖ちゃん。それとありがとうね」 菖「うん?私なんかしたかな?」ストン 晶「今日私がコイツに晩飯奢って、仲直りだ」 菖「あぁ、ちゃんと謝ったんだね。偉い偉い」ナデナデ 晶「撫でるな」グイッ 紬「晶ちゃん達、仲良いよね」 晶「まぁ、なんだかんだ長い事やってるしな」 菖「だね~。もう長年連れ添った夫婦みたいなもんよ!」ダキッ 晶「やめろ気持ち悪い」バッ 紬「あらあらまぁまぁ、良いじゃない」 晶「良かねぇよ、勘弁してくれ」ハァ 菖「恥ずかしがっちゃってもう」 晶「コレが恥ずかしがってる様に見えるってお前どうゆう目してんの?」 菖「こうゆう目~」ジー 紬「私はこうゆう目~」ジー 晶「はいはい」モグモグ 菖「無視すんな!」ズドム 晶「ブグッ!?……お前、口に物入れてる時にどつくな!」 菖「ほら!無視するからムギちゃん泣きそう!」ビシッ 紬「え?え~っと……私、悲しい!」ヨヨヨ 晶「付き合わなくて良いぞ、面倒だから」モグモグ 菖「晶ヒドイ!」ガーン 紬「アハハ、良いコンビね」 菖「そりゃ夫婦ですから」 晶「ていうかさ、二人ともさっさと食わないと遅刻すんぞ?」モグモグ 紬「へ?あぁ、もうこんな時間。急がないと」パクパク 菖「うわ!急がなきゃ」モグモグ * * * 夕方! 晶「ゴメン、待たせた」 紬「全然。私もさっきここ来た所だから」ネー 菖「うん。一緒に来た所だもんね」ネー 晶「何でお前まで居るんだよ」 菖「え~良いじゃん。奢ってよ」 晶「お前に奢る義理は無い」 菖「え~。じゃあムギちゃん奢って!」ダキッ 晶「止めろ」ガシッ 菖「冗談だって」テヘッ 晶「次コイツを財布扱いしようとしたら誰だろうと私が許さないからな」ギロリ 菖「だから冗談だって。晶怒りすぎ」 紬「晶ちゃん……カッコイイ」ホワー 菖「っていうか最初にそんな事言ったの晶じゃん」 晶「私にだって良心の呵責ってのがあんだよ。それにここまでさせたのはお前だろ」 菖「それもそだね。まぁ良いか、ムギちゃん可愛いから守ってあげないとね」 晶「そうゆうこった。じゃあまぁ、行くぞ」 紬「う、うん。何処行くの?」 晶「あ~……金銭的にファミレスでお願いしたいんだけど、良いか?」 紬「ファミレス!?是非お願いしたいわ!」ガシッ 晶「お、おぅ」 菖「わ~い!じゃあ私ハンバーグ!」ビシッ 晶「お前は自腹だからな」 菖「分かってるってば」ポンポン * * * ファミレス! 晶「デミグラスソースのオムライス」 紬「え~っと……じゃあこのカルボナーラで!」 菖「ハンバーグとエビフライのコレのセットをライスとコーンスープで~」 店員「ドリンクバーはセットの一点のみでよろしいですか?」 晶「あ~、じゃあ後二つ。パスタだけで良いのか?」 紬「え?う~ん、まぁ」 菖「遠慮しなくて良いよ?どうせムギちゃんの分は晶持ちなんだし」 紬「う~ん……取り敢えずそれで良いかな」 晶「……あとフライドポテトも一つ。まぁ有りゃつまむだろ」 店員「かしこまりました。ではドリンクバーはあちらにございますのでどうぞ」スタスタ 菖「にしても、オムライス~?」 晶「良いだろ別に。今日はそうゆう気分なんだ」ガタ 菖「あ、私メロンソーダ」ビッ 晶「あいよ。で?」 紬「じゃあ私も一緒に」ガタ 晶「良いよ、座ってなって」 紬「えっと、じゃあオレンジジュースで」ストン 晶「了解」スタスタ 紬「行っちゃった……」 菖「にしても、晶も大人になったな~」 紬「そうなの?」 菖「うん。見た目怖いし中身もああじゃない?人当たり悪くってさ」 紬「まぁ……確かに」 菖「高校の時とかもバンド活動の為にバイトするじゃない?大概上司か客と喧嘩してクビだもん」 紬「アハハ……」 晶「お待たせ。あ?なんだよ人の顔見て」 菖「今から晶のバイト武勇伝を披露しようかと」 晶「止めろ。はい、オレンジジュース」スッ 紬「ありがと」 晶「はい、メロンソーダ」 菖「ん。ん?何か薄くない?」 晶「別に。ちょっと連打しただけ」 菖「それじゃ炭酸水じゃん!」 晶「まぁ、そうとも言うな」ケラケラ 菖「も~子供みたいな事して!いいもん、自分で入れてくるから」ガタ スタスタ 晶「お前が私を使うのは十年早えよ」ヒラヒラ 紬「連打すると炭酸水になるんだ……」 晶「そっちは普通だから大丈夫だぞ」 紬「うん」 晶「バイトといえば、何するか決まったのか?」 紬「う~ん、まだ決まってないの」 晶「高校ん時にバイトは?」 紬「一応家の系列の喫茶店で体験はしたんだけど」 晶「接客か……まぁ向いてそうだわな」 菖「ただいま!ほら晶!奥行って奥!」ビシビシ 晶「痛ぇよ!はいはい」ズリズリ 菖「もう!」ストン 紬「菖ちゃん……それ何?」 菖「ん?メロンソーダとコーラとカルピスソーダを1:1:1で割ってみた」 晶「うわ、どっちがガキだよ……ったく、大学生にもなって」 菖「ドリンクバーだから出来る味だよね」チュー 紬「……私もやってみようかしら」 晶「止めとけ。はしたない」 菖「うん!美味い!」テーレッテレー 店員「お待たせいたしました」カチャカチャ 菖「あ、ども~」 店員「以上でお揃いでしょうか?」 紬「はい。ありがとうございます」 店員「では、ごゆっくりどうぞ」スタスタ 菖「いっただっきま~す」パン 紬「いただきます」パン 晶「……熱っ」パクパク 菖「『いただきます』は!」ドスッ 晶「うぐふっ!?おい、朝にも言ったろ!」 菖「手を合わせてください」パン 晶「あん?黙って食えって」 菖「合わせました!」パン 紬「合わせました~」パン 晶「……ちっ……」パン 菖「いただきます!」 紬「いただきます!」 晶「……いただきます」 菖「よろしい」パクパク 晶「めんどくせぇ……もうお前帰れよ」パクパク 紬「まぁまぁ」 2
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突然の訪問 ●●(おしゃべりしてたら すっかり遅くなっちゃった…… 急いで帰ろ!) ???「よう、ネエちゃん! ●●「あっ! 余多門B「ヘッヘッヘッ…… 悪モン登場。 ●●「あの、 わたし、急ぎますから…… 余多門A「待て待て待て。 そう、つれなくすんなよ。 余多門B「よう、カレシどした? ●●「彼氏って—— 余多門B「照れちゃって。 可愛いな、オイ。 余多門A「琉夏だよ。 付き合ってんだろ? ●●「知りません…… 余多門B「知らねぇってこたねぇだろ! なぁ? ●●「もう、 琉夏くんに 構わないでください…… 余多門A「あぁ!? カワイイ声だな、オイ。 聞こえねぇぞ? 余多門B「琉夏に構うのやめたら、 おネェちゃん、 構ってくれんの? 余多門A「そりゃいいや! そうするか? よし、デートだデート! ●●「ちょ、ちょっと待って わたし—— ???「オイ!! 余多門B「あ? ●●「!! 琉夏くん! 余多門A「おぉ? ヒーロー登場か? 琉夏「なにやってんだ、 テメェら…… 余多門B「テメェの彼女にちょっと 挨拶しただけじゃねぇか。 どした、顔色悪ぃぞ? 琉夏「カノジョじゃ、ねぇよ。 余多門A「おいおい、元気ねぇな…… あれ、もしかして 不死身の琉夏クンの弱点か? 琉夏「カンケーねぇつってんだろ! ●●「琉夏くん! わたし、警察呼んでくる…… 余多門B「まあ、待てって! 悪かったな? 俺らもう行くからよ。 余多門A「おう、じゃまたな? ネェちゃん! ヘッヘッヘッ…… ・ ・ ・ 琉夏「………… ●●「琉夏くん。 琉夏「ん? あぁ、そっか。 もう着いちゃった。 ●●「あの、 琉夏くん—— 琉夏「ゴメンな? もう、 ああいうことさせない。 ちゃんと言っとくから。 ●●「うん、でも—— 琉夏「大丈夫。 安心して。 じゃあ、バイバイ。 ●●(琉夏くん……) ●●(さてと! そろそろ寝ようかな……) ●●(? ……メールだ) ●●(えぇと…… ”起きてる? ルカ”) ●●(!? 窓に何か……) ●●「……琉夏くん!? ・ ・ ・ 琉夏「来ちゃった。 ●●「うん…… どうしたの、こんな時間に? 琉夏「ちょっと、 顔見たくなったんだ。 ●●「わたしの? 琉夏「そう。 ××ちゃん。 ●●「なに? あっ…… ●●「琉夏くん…… 琉夏「……もっと、よく見せて? ●●「うん…… 琉夏くん、どうかした? 琉夏「あぁ…… 俺、この顔が好きだな。 ●●「わたしの、顔? 琉夏「うん。 オマエが笑ってる顔。 こうしてると、 何もかも、許せる気がする。 画面タッチ ●●(琉夏くん、 どうして悲しそうに 見えるんだろう……) 琉夏「お願いだから、 このまま…… ●●「琉夏くん…… 琉夏「このままあなたを さらってしまいたい…… ●●「……え? 琉夏「忘れちゃった、ジュリエット? ●●「あ、文化祭の! えぇと、次はたしか…… ”そうして欲しいけど、 今は我慢してください” 琉夏「そう。 ”おやすみ、ジュリエット” ●●「”待って、恋人同士の お別れの言葉を 思い出せない……” 琉夏「”それでは、 思い出すまで、 ここに居ましょう” ●●「”じゃあ、思い出さない。 ……ああ、意地悪をして、 ずっとあなたを帰したくない” 琉夏「ホントにこのまま、 こうしてられたらな…… でも、もう行かなきゃ。 ●●「うん。 もう、遅いから…… 琉夏「なぁ…… 今までケンカとかさ、 いろいろ、怖い思いさせて、 ゴメン。 ●●「ううん…… それを言いに来てくれたの? 琉夏「ああ。 もう、そういうの、 ぜんぶ終わりにする。 ●●「うん。 そうしよう? 琉夏「そうすればさ、きっと、 みんな上手くいくよな? な、そうだよな? ●●「上手くいくよ、きっと。 琉夏「うん…… なぁ、もし、 もしも俺が—— ●●「……? 琉夏「なんでも。 さよなら、ジュリエット。 ●●「”さよなら”じゃなくて、 ”おやすみ”だよ、ロミオ? 琉夏「そうだな。 ××ちゃん。 ●●「うん。 琉夏「俺、 オマエに会えてよかった。 ●●「あ、琉夏くん! ・ ・ ・ ●●(琉夏くん、 普通じゃなかったよね……) 三角関係もしくは琥一が親友(琉夏本命)→琥一くんからの電話に続く 上記以外→ICUに続く
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純「んっ…ふ…んぁ…///」 ……いつからだっけ 純「あぁん…ぅ……///」 ……あんなにも、憂を意識するようになったのは 純「ひゃぁ…///んぁあ//」 ……憂って、何でもできるもんね。同じ女子としては憧れるよ 純「ぁ…うぃ…憂…///」 ……そんな憂のことが……好きになったのって、いつからだっけ…? ……中学の時から一緒で……気づけば、憂に憧れてて ……今じゃ…一緒にいないと寂しくて寂しくて…… 純「ゃ…いくぅ…いっちゃぁ……///」 ……でも…もうすぐ卒業 ……ずっと一緒にいたいのに ……どうすれば……卒業した後も、一緒にいられるだろう 純「んっ…ぁ…んぁぁぁあああ////」 ビクンッ ……憂が…この気持ちを、理解さえしてくれればなぁ… 純「ん…っ…はぁ…はぁ……」 ……でも、無理かな…… ……学校のトイレで……オナニーしてるぐらいだし…… 純「(はぁ……何やってんだろ…私)」 純「(…なんかむなしい……もう出よっと…)」 ガチャッ 純「(ふぅ…よかった、誰もいなくて)」 純「(帰ろっと……というか、普通に家ですればよかった//)」 スタスタスタ・・・ 梓「………………………」 【帰り道】 純「(はぁ……もしあの声、誰かに聞かれてたらどうしよう)」 純「(まぁでも……ジャズ研の帰りで、大体6時30分ぐらいだったし、大丈夫だよね、たぶん)」 純「(あー疲れたらお腹すいちゃった。 走って早く帰ろ……)」 【次の日】 【昼休み】 憂「ねー純ちゃん、化学の課題、どう?進んでる?」 純「いや~、まだ全然だよ……実験の考察を書けって言われても…適当に本とかから探した資料をもとに自分の意見で書け、だなんて……きついって…」 憂「でも、そういうのが大事なんだと思うよー?」 純「うん…それは分かってるんだけど…どうも書き始められなくてね~」 純「梓は?どう?」 梓「………………………」 純「…………梓ぁー?」 梓「…………………ぇ……え?ご、ごめん、なんか言った?」 純「だからー、化学の課題、進んでるー?」 梓「え……あ、あぁ、もう終わったよ」 純「ぅえ!?ほんと?」 梓「うん」 純「………憂………は?」 憂「あはは……私も……終わってる…よ?」 純「ガーン!」 憂「……ま、まぁ、じ、純ちゃんなら大丈夫だよ!」 純「ぅ……そんなひきつったように言われても……ぅう…」 梓「んー、まぁ純でも、頑張ればあれくらいすんなりいけちゃうと思うけど」 純「そうすんなりいくなら問題ないんだけどね…」 憂「ぁ…ごめんね、私、ちょっとトイレに…」 純「んー、わかったー」 スタスタスタ・・・ 純「はぁ~……今日中に頑張って終わらせておかなきゃなぁ…」 梓「………………………………」 純「……………梓……………?」 梓「…………あのさ、純…………」 純「………?何?」 梓「ぁー………いや、何でもないや。ごめん。」 純「……………………?」 【ジャズ研へ向かう途中】 はぁ…………今日も憂、かわいかったなぁ……// ……………はぁ………………せめて気持ちぐらいだけでも…………伝えてみようかな…… 純「(いやいやでも、私が女の子好きだって知ったら、憂に当然嫌われるよね)」 ………………ふぅ…………やっぱり、この気持ちはとどめておくべきかな。 別に憂とは仲が良くて、親友と呼べるくらいだし………いつか……必ず離れてしまう時が来るけど、それまで親友同士として一緒にいられれば。 …………恋人同士じゃなくても、そうならいいかな。 ………………………いつか…………………………… ………………………来ちゃうんだよね………………… ………………………お別れの時が…………………… ………………………必ず……………………………… ………………………必ず……………………………… ギリッ 純「(ジャズ研……行く気しないや……帰ろ……今日自主練だしいいよね)」 トボトボ・・・・・ 【帰り道】 憂「あ!純ちゃん!」 純「え?……あっ、憂!」 タッタッタッ・・・・・ 憂「あれ?純ちゃん、ジャズ研は?」 純「ぇ………あ、うん、今日、休みなんだっ!」アセアセ 憂「へぇ~そっか~」 憂「なんか、こうやって純ちゃんと一緒に帰るの、久しぶりだねっ」 純「ぁ…うん、そうだね//」 純「(うわぁー、なんかそんなこと言われると恥ずかしい……///だめだっ、普段どおり接しなきゃ!)」 純「あぁ、そういえば、この間決まった文化祭の出し物だけどさぁ……」 そうやって、テレを隠しながら、私と憂は自らの家へと向かっていった 純「あ、それじゃあ、私はここで。憂、じゃあね」 憂「あ、うん。純ちゃん、ばいばい!」 ガチャッ 純「ただいま~」 家に帰るやいなや、私は私の部屋のベッドへとうなだれた ドサッ 純「ぅ~……まさかあんなに恥ずかしいだなんて……///」 純「前まではこんなことなかったのに……完全に憂のこと意識してる証拠だよね……///」 純「あ゛ー、いっそ告白しても……憂ならそう簡単に人のこと嫌いになりそうもないしな~」 純「まぁ………そこが……好きなんだけど…//」 【次の日】 【朝】 梓「あ、純。おはよー」 憂「純ちゃん、おはよ~」 純「あ、二人ともおはよ。」 憂「あ!純ちゃん何見てるの?」 うわぁぁ////憂の顔がこんなに近くに……// 純「え、あぁ、これ今朝買ったファッション雑誌だよ」 私、顔赤くなったりしてないかな…ばれたら恥ずかしいし…// 梓「………………………………」 キーン・・・コーン・・・カーン・・・コーン 梓「…ってあっ!席つかなきゃ!」 【放課後】 純「それじゃあ、憂、梓、私ジャズ研行くから。じゃあねー」 憂「うん。ばいばい純ちゃん」 梓「あ、私もけいおん部あるし、そこまでいっしょに行くよ」 純「ん。じゃ、いこっか」 トテトテトテ・・・・ 純「どう?けいおん部は、新入部員入りそう?」 梓「ん~…何とも言えないかな。でも、今度の新入生歓迎会で必ず新入部員を獲得してみせるよ」 純「そっか~大変だねー。私が入ってあげられたらいいんだけどねー。」 梓「それは嬉しいけど…ジャズ研をやめてまでこっちに来ることは無いよ。」 純「ん~まぁね~……」 梓「……………あのさ……………」 純「……………ん?」 梓「……………率直に聞くけどさ……………」 梓「純って…………憂のこと…………好きでしょ……………?」 純「!?!?!?」 梓「(すごい動揺してるし…)」 純「っっなっ…!なにをっ…言って!」 梓「って、純、驚きすぎ!もう少し落ち着いてよ」 純「だって…いきなり梓がそんなこと言いだすから。」 梓「…最近、純って憂のことばかり見てるような気がして…」 純「いや!そ…そんなことはっ!///」 梓「顔赤くなってるよ?」 純「う…///」 梓「ほら。やっぱり…好きなんでしょ?」 純「………でも………私が憂を好きなんて、梓も変だと思うでしょ?」 梓「………別に…変だとは思わないよ?」 純「!?ほんと?」 梓「うん…まぁ…」 純「めずらしい…普通拒絶反応とか示しそうなのに…」 梓「うーん、そんなことはないけど…」 純「もしかして…梓にも好きな人がいるとか?」 梓「えぇ!?いや、そんなことはないけど…//」 純「(あやしい)」 純「って!そんなことより…なんで私が憂を好きだって気づいたの…?」 梓「え?あ、それは…」 梓「(トイレでのことはまだ伏せておこう…)」 梓「なんだか、最近純が憂と話すたびに顔を赤くしてるみたいだし」 純「えっ!(……ばれてたんだ…)」 梓「……純は、どうしようと思ってるの?憂とのこと」 純「え…それはまぁ…いつか告白はするかも…」 梓「そっか…………」 純「梓……?」 梓「ん…」 梓「はぁ……純、私が……」 純「…え?」 梓「私が………背中を押してあげるから…」 梓「諦めないで、純」 純「…え?梓?背中を押すって…」 梓「……協力してあげる。純と…憂のこと」 純「え…ほんと?」 梓「ほんと。それじゃ、私、けいおん部いくから。それじゃあね」 純「ぇ…あ…うん。じゃあ…」 タッタッタッ・・・・ 純「行っちゃった…」 梓「…………………はぁ……………私何やってんだろ………………」 【純の部屋】 ドサッ 純「ふぅ~ベッドはやっぱり気持ちいいなぁ~」 純「(今日の梓……どうしたんだろ)」 純「(背中を押すって言ってたよね……)」 純「(それって……協力してくれるってことだよね……?なんでいきなり……)」 純「(う~ん…)」 純「」 純「」 純「(でもまぁ……梓なら、唯先輩繋がりで私の知らない憂のことを知ってるかもしれないし……いいかな)」 純母「純ー!ごはんー!」 純「あ!今行くー!」 梓が私に協力してくれる…………。 どうなるんだろう、私。 憂と…………付き合えるようになるのかな。 憂……! 憂……! 憂……! 純「ハッ!?」 純「………」 純「………………………え?」 純「夢?」 【第1部】終了 2
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あぁあぁあぁああぁあぁああぁ【登録タグ 2009年 NexTone管理曲 VOCALOID あ 初音ミク 曲 曲あ 梨本P 殿堂入り】 作詞:梨本P 作曲:梨本P 編曲:梨本P 唄:初音ミク 曲紹介 「目やに」と同じく、激しいバンドサウンドと暗い歌詞が特徴。ミクの泣いているかのような喚き声が悲痛。 タイトルで逃げないでー、その2。サビは特に必聴です。 7月19日、ついに殿堂入り。 歌詞 あなた わたし ふたり ぼっち みらい くらい どこへ いこーか 悲しみが壊われて死にそーだ 星空に泣き声が響くのさ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ ひろい せかい なにを うたおか 悲しみがあふれて泣きそーだ 握りしめたその手が冷たくて あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あっあっああぁ あっあっああぁ 悲しみが壊われて死にそーだ 星空に泣き声が響くのさ 悲しみがあふれて泣きそーだ 君の声が彼方に消えていく あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁあ あぁあぁああぁ あぁあぁあぁ あっあっああぁ 関連動画 コメント + コメント 2009 + コメント Apr-Aug 2009 泣きそになった -- ほあい (2009-04-23 17 26 28) すごい -- 名無しさん (2009-04-27 20 38 25) あぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- 名無しさん (2009-04-27 21 15 41) こ、これはハマッタ。 -- 名無しさん (2009-05-03 10 03 49) やばい・・中毒・・・・・!!! -- 名無しさん (2009-05-05 08 38 17) 中毒性がハンパ無ぇwwww -- 名無しさん (2009-05-20 18 05 57) 驚異的な中毒性 -- 名無しさん (2009-05-30 19 12 12) ナンテイウコトダ…ハマってしまったw -- クロネコ♪ (2009-06-16 21 39 07) ゲシュタルト崩壊現象の渦が巻き起こるw -- しぇんせ (2009-06-20 17 17 12) 最高 -- 名無しさん (2009-06-21 12 20 14) とてもいい曲ですっっ ちょっとペテン師に似てるけど -- ゼッくん (2009-06-26 16 56 51) この曲すごいカッコいい~ 惚れた! -- 名無しさん (2009-06-27 15 11 35) 昨日初めて聴いて一瞬で中毒に…伴奏もすごくすき -- はも (2009-07-10 17 51 57) PV×2追加希望。 -- 名無しさん (2009-07-12 12 39 44) 無限リピート開始 -- 絽亜 (2009-07-15 21 33 07) 殿堂入りおめでとう!泣けてきた、大好きです! -- 名無しさん (2009-07-19 22 34 01) 殿堂入りおめでとう! -- 名無しさん (2009-07-19 22 35 35) 殿堂入りおめでとう!愛してます! -- 名無しさん (2009-07-20 10 40 06) 殿堂入りおめでとう! -- 立ち会えなかったorz (2009-07-20 10 52 31) 殿堂入りおめでとうございます!これからも応援~ -- 名無しさん (2009-07-20 11 24 26) おめでとー -- 名無しさん (2009-07-20 11 25 10) 殿堂入りおめでとおぉおぉおぉおおぉおぉおおぉあぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- 名無しさん (2009-07-20 15 24 41) 殿堂入りおめでとーございます!! この曲大好きです! -- 名無しさま。 (2009-07-20 16 00 29) 殿堂入りおめでとうございます!!毎日聞いてます!! -- 名無しさん (2009-07-20 16 28 59) 鬼カンドーーーーーそんでおめでと^ -- うはは (2009-07-20 18 58 52) あーもうっタヒぬわこのきょく -- あぁあぁあぁああぁあぁああぁ (2009-07-20 20 11 55) 殿堂入りおめでとうございます! -- 名無しさん (2009-07-20 20 54 19) 殿堂入りおめでとう!!心よりお祝いします!! -- 絽亜 (2009-07-20 22 03 42) 殿堂入りおめでとう!次はミリオンだなww -- 名無しさん (2009-07-21 11 10 49) 殿堂入りおめでとー!!!やっとか!www知らなかったw -- にゃー (2009-07-31 23 09 54) 殿堂入り後に中毒なんて…!おめでとう! -- 名無しさん (2009-08-07 21 22 08) いまの自分に凄く響く -- YUー (2009-08-11 01 55 35) いまさらだけど、殿堂入りおめでとう!! -- みぃ (2009-08-13 16 34 42) + コメント Sep-Dec 2009 ゲシュタルト崩壊 -- 名無しさん (2009-09-01 08 38 58) 一発でファンになってしまった。最高すぎる -- 名無しさん (2009-09-08 19 55 23) リピートしまくりwwwハマッた -- 名無しさん (2009-09-13 17 17 55) 梨本Pのセンスには本当に脱帽する -- 名無しさん (2009-10-13 18 15 45) ほんとすきすぎるぜ梨本P!! -- たまき (2009-11-02 11 03 39) アルバム買いました!エンドレスが止まりません(^q^) -- たこ (2009-11-20 16 34 13) 悲しみが・・・の所、好き。超中毒。たまらあぁあぁあぁああぁあぁああぁん! -- ミツバ (2009-11-28 22 05 10) タイトルが気になって聴いてみたけど結構好きな曲(´Д`*) -- 名無しさん (2009-11-29 12 37 14) むしろタイトルほいほい -- 名無しさん (2009-12-19 19 24 57) 好きすぎてやばあぁあぁあぁああぁあぁああぁい -- 名無しさん (2009-12-29 21 17 45) + コメント 2010 + コメント Jan-Apr 2010 ギターもすごい!中毒性ハンパない! -- 名無しさん (2010-01-12 20 10 51) 大好きです!!!! -- ボッツン (2010-01-17 08 17 10) かっこいい!!あぁあぁあぁああぁあぁああぁが無限リピート?あと死にそーだがたまらなく好き*** -- あー (2010-01-24 13 59 56) これは名曲すぎる -- 名無しさん (2010-02-15 09 46 32) 一緒になって叫んでます。あぁあぁあぁああぁ・・・ -- 閻羅 (2010-02-21 15 21 20) タイトルに釣られてよかったwこれで梨本Pに一目惚れしたわ -- 名無しさん (2010-02-23 23 48 52) これは名曲だな -- ichii (2010-02-24 00 17 01) これはいい曲名バイバイだwww良曲なんだけどな・・・ -- まるる (2010-02-26 19 25 22) 神曲!!泣きそになってくる...イイ曲だね... -- マリア (2010-03-03 18 05 48) ドラムとギターかっこよすぎるっ!!!中毒になってしもうた!!! -- えむ。 (2010-03-07 17 42 51) わあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!! かっこいい・・・。 -- となり (2010-03-08 16 22 06) まじかっこよすぎるっ!!!!!梨本Pさんサイコーー!!!!中毒になった!!!! -- nana (2010-03-08 17 03 52) この曲 素晴らしい -- 名無しさん (2010-03-11 18 29 12) 私、中毒でした -- 杏子 (2010-03-15 06 29 55) サムネびびった そしてハマッた -- 名無しさん (2010-03-29 13 30 33) みんなギターやらドラムやらいうけどベースもカッコイいよ -- あんのん (2010-03-29 14 07 55) 1日に何回もリピってます!立派な中毒っす -- 黒 (2010-03-30 22 46 43) この曲の全部が大好き~~~!!!!!!! まじもうかっこよすぎっ!!!!! -- い~。 (2010-04-04 15 20 43) なんてかっこええ曲なんだあぁあぁあぁあ -- 彩羅 (2010-04-15 19 17 16) 梨本P大好きだ!! -- 名無しさん (2010-04-15 19 24 12) ペテン師からマイリスで知ったけど今じゃ1番ボカロで好きだなw -- 名無しさん (2010-04-19 21 55 49) なにこれベースやりたいなカコイイ -- にう (2010-04-23 10 24 56) すすすすすすすすすすすすすすっごく気に入ったw今までにない感じのミクの破壊感とかにも心が震えた!!!かっけぇwもお惚れた(^^*梨本P!ありがとぉ★ -- ミク亜 (2010-04-30 23 40 38) + コメント May-Aug 2010 にしてもかっこいい曲だなぁ -- Ak (2010-05-01 08 08 45) 梨本Pさんに感謝。いつまでも自分の中に残る歌をありがとう。 -- 名前は秘密 (2010-05-02 13 48 42) 題名が印象深くて、リズムも印象深くてよかった。聞いても損は絶対にない。 -- 黄華 (2010-05-08 20 10 43) これタイトル聞かれたらなんて言えばいいのかな -- 名無しさん (2010-05-10 15 18 55) サビ聞いてマイリス入れた。聴いたこと無い人はとりあえずサビまで聞くべき -- r (2010-05-10 16 57 30) タイトルが「・・・・・・・?」って感じでしたが、聞いてみると神曲、まさに名曲ですね。サビが大好きです。 -- マジ狩る野菜 (2010-05-13 16 29 48) 興味本位で見てみると・・・神降臨! あぁあぁあぁああぁあぁああぁ おぼえた! -- 雑音エグ (2010-06-08 15 10 26) 神曲w あああああっと最初に見つけてから聞いてみるとミクちゃんの悲痛な声がわかる まさに心に響く曲ですww -- 麻里亜 (2010-06-10 20 22 56) この曲すごくカッコよくて大好きです♪♪ -- 空音 ホシ☆ (2010-06-12 12 32 09) ゲシュタルト崩壊があぁあぁあぁああ!!!!! -- 名無しさん (2010-07-03 20 05 56) 超かっこいい。梨本さん結婚して -- かな (2010-07-19 15 26 33) かっこいいですね -- 名無しさん (2010-07-19 18 55 12) タイトルの「あ」がいくつあるのかどこでちっさくなるのか覚えられない・・ -- 内藤ブーン (2010-07-20 16 00 42) 最後が「あぁあ」か「ああぁ」かを覚えるだけのどこに苦労する要素があるのだろうか・・・。 -- 名無しさん (2010-07-21 10 14 28) ↑同意 -- 名無しさん (2010-07-21 13 54 50) この曲で途中のところが好き! -- 子紅 (2010-07-23 15 41 39) あ が記号に見えてきた・・・ -- 名無しさん (2010-07-23 16 08 59) 歌詞とか悲しくてミクが可哀想…。マジで歌詞表記のあ,ぁが多すぎて何これ!?って混乱するw -- 澪濡 (2010-07-25 04 12 54) この曲好きだあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!!!! -- げっこう (2010-07-28 09 05 55) 「あ」が崩れて見えてくる動画です。 -- 名前はまだない (2010-07-28 11 25 25) げしゅたると崩壊いいいいい -- 名無しさんさん (2010-07-29 00 17 52) 大好きだあぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- 雨 (2010-08-25 10 22 26) + コメント Sep-Dec 2010 まさに神曲・・・・・ミクちゃんの悲痛な声が胸に響いて 何度も聞きたくなる さびの部分、全部まとめて大好き こんな曲に合えたことが幸せ -- 麻里亜 (2010-09-01 12 33 58) いいわ~ -- 名無しさん (2010-09-20 19 55 07) 梨本Pはいつもミクの声が小さくてBGMでかいから聞こえにくいな・・・ -- 名無しさん (2010-09-29 22 36 50) ↑同感だけど、だから静かにして聞かせて破壊感を味あわせようという趣旨もあるかもしれないな@@ -- 名無しさん (2010-10-18 20 02 01) ギターがいいと思いまーす。 -- まるぽん。 (2010-11-19 18 34 07) すっげーあの数。よし!なんとかリズムでおぼえよう。梨本さんらしい歌だよね、この歌。 -- 神鳴 (2010-11-19 20 02 01) ミクの音量ちょうどいいとおもうよ。あぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- 名無しさん (2010-11-23 16 18 18) 三回位聴いて、覚えちゃった。www -- プリン大佐 (2010-11-29 20 25 08) 無機質で、どこか無感情な感じが好き -- きのこ〜〜 (2010-12-05 13 10 11) あぁあぁあぁあぁ~、目が・・・目が~!! -- ロイツマ (2010-12-09 21 40 36) これって歌に出てくる君が死んだ音楽か -- 名無しさん (2010-12-10 01 37 22) + コメント 2011 + コメント Jan-Jun 2011 こういうのもアリなんかなぁ -- 雨 (2011-01-04 15 24 01) かっけぇ・・・・ -- 名無し (2011-01-05 21 00 41) あの字多いね覚えらんないよ -- 名無しさん (2011-01-05 22 32 45) これはかなり良い。梨本さんが作る曲はどれも好きだなぁ…(´ω`) ミクの悲痛な叫びが耳に残る感じで切ない。 -- 昆布 (2011-01-05 23 36 32) 中毒。ういさんすげえ -- 澪濡 (2011-01-07 00 20 35) あがゲシュタルト崩壊 -- 名無し (2011-01-07 12 01 24) 中毒っすね~ -- のいる (2011-01-07 14 57 39) この曲大好きです………! -- 名無しさん (2011-01-09 17 02 07) やばいなこれ 好きだ -- 名無しさん (2011-01-12 16 26 24) ちゅっ中毒だと・・・! -- 名無しさん (2011-01-12 16 29 34) いい中毒曲だ(は -- あ 領収書お願いしまーす (2011-01-17 05 48 47) 常に頭であぁあぁあぁああぁあぁああぁw説明しにくいですが、すごく好きです! -- 名無しさん (2011-01-17 22 44 45) あぁあぁあぁああぁあぁああぁ やばい!!神 -- あぁあぁあぁ (2011-02-05 14 49 41) 良曲すぎる。尊敬する。 -- 名無しさん (2011-02-07 01 25 30) 神b -- 僕ゎ、名無し。 (2011-02-10 16 27 23) ゲシュタルト崩壊。梨本さん神。 -- ごま (2011-02-12 22 10 25) この曲すっごくいいゎあwwww -- ノルディック (2011-02-20 19 17 09) ミクの歌で一番好きいww -- 名無しさん (2011-03-20 18 23 00) あぁあぁあぁ あっあっああぁ かっけぇ -- 名無しさん (2011-03-27 23 09 16) タイトルからネタ曲なのかと思ってたが、これは絶対聴くべき。 -- 名無しさん (2011-04-04 21 31 28) 自分もタイトルで避けてしまった。今は後悔している。 -- Chinoish (2011-04-15 23 36 31) + コメント Jul-Dec 2011 こwれwはw だいすきな曲です!! あぁあぁ言ってるとことか神すぎるwww -- 夏空 (2011-05-10 17 04 21) 壊われて なの?? 壊れて ではなく??(・ω・`) -- 名無しさん (2011-05-29 13 31 34) 最近改めてハマったw癖になります -- 名無しさん (2011-05-31 21 35 09) あ~も~悲しい時はこれ歌って叫んでやらあぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- クラリア (2011-06-02 22 19 09) 鳥肌たった!! -- 名無しさん (2011-06-18 10 32 34) あぁあぁああぁあぁああぁ 最高! -- 名無しさん (2011-06-22 21 39 57) タイトル見た瞬間吹いたww -- ほ (2011-06-26 17 15 36) 思ってた曲と違ったw -- 名無しさん (2011-07-02 15 05 48) 切ない歌だな…… -- #瑠乃 (2011-07-02 21 51 49) 中毒ww梨本さんMJぱない -- なぐさ (2011-07-19 17 13 04) これは泣ける -- のふぁ (2011-08-11 00 28 15) 暗い歌詞なのに生きる希望が湧いてくる気がするのは僕だけではないと思ったりする。 -- ちのるっち (2011-08-11 15 33 53) 梨本P…(笑) -- 名無しさん (2011-08-20 17 32 37) 解釈うんぬんより曲調とかで中毒になる曲だなあ。 -- そんな私は中毒 (2011-08-25 16 56 16) サビ格好よすぎ -- 名無しさん (2011-09-03 01 38 22) まじ中毒 -- 名無しさん (2011-09-11 00 55 46) イントロのギターが好き -- 名無しさん (2011-09-12 16 33 17) あぁあぁあぁああぁあぁああぁ 覚えちゃいましたwww -- 愛 (2011-09-12 18 32 13) これは……誰か死んだのか? -- 名無しさん (2011-09-20 14 59 14) あぁぁあ中毒 -- 名無しさん (2011-09-23 22 36 21) タイトルで逃げてた自分氏ね。 -- 名無しさん (2011-10-03 20 07 00) 父 炎上! -- 名無しさん (2011-10-03 21 03 06) 梨本Pの曲で一番好きです!ああああああああああああああ(ちょ← -- えむ (2011-10-10 19 04 32) 「あ」が「ゐ」に見えてきたwww -- 種プラ (2011-10-23 22 03 12) ちょースキw(>∀<)w -- アゲハ (2011-11-02 13 09 32) なんかダークだけど、悩んでる自分がどうでもよくなった気がした!! -- くるくるまーく@ (2011-11-03 15 08 33) 中毒やばい。一瞬で惚れた。 -- 名無しさん (2011-11-06 16 19 49) あぁあ中毒だあぁあぁあぁあぁぁ -- らん (2011-11-13 10 41 21) 聞いててハマル?まぢ中毒っ -- あーみん (2011-12-19 14 32 30) + コメント 2012 サムネで逃げたら超損な曲!!! -- 上條雨月 (2012-01-06 21 54 40) あんまりあぁあぁ言うなよぉ…ちゃんとコメしなよぉ -- 名無しさん (2012-01-15 17 31 45) 曲名からはイメージできないイイ曲じゃないかd(^o^)b -- 夜ネ申さん (2012-01-26 18 27 45) 曲が頭から離れない!ヤバイヨ~ -- 名無しさん (2012-01-30 13 32 18) いい曲! -- 月夜 (2012-02-04 09 41 13) この「あ」は梨本さんの心の叫びなのかな?カッコいい曲じゃないか。 -- 竜奇 (2012-02-04 09 50 12) かっこいいいいいいい -- だいこんおろし (2012-02-04 10 45 57) 何故だろう、涙が止まらない(T_T) でも、好きだな -- 通りすがりの名無し (2012-02-05 19 37 44) 曲も歌詞もイイと思うッ! -- るん (2012-02-09 01 52 41) 素敵っ -- 鹿巌丸 (2012-02-11 23 11 42) 癖になるリズム!! -- 月華 (2012-02-21 00 09 30) 素敵! -- かなや (2012-03-03 11 11 42) 神神神神神ww超ネ申w中毒www -- 名無し Now (2012-03-11 15 57 09) 今までタイトルで逃げてきてすみません!聴いてみたらとてもいい曲。 -- 通りすがり (2012-03-12 23 20 44) 震災のとき知った歌です。心えぐられます -- (2012-03-20 23 24 23) たまたま見つけて聞いたら感動しました。梨本ういラブだ~~~ -- ライカ (2012-03-28 12 47 48) ういちゃん神だあぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- みーやん (2012-03-29 16 07 51) 感動と言うか…感動にしておきますか笑 -- 子犬 (2012-05-06 02 41 40) 梨本P好き....かも。なんて。 -- 通りすがりの自殺少女。 (2012-05-13 21 39 14) 謎の中毒性。カッコいい。 -- 名無しさん (2012-05-17 15 08 47) ミクさんと梨本さんの未来は暗くないょぉぉぉ!!! -- 通行人A (2012-06-02 15 15 24) 初めて聴いた時、超感動しました!めっちゃ良い曲♪ -- 優 (2012-06-08 20 44 26) とてもいい曲ですね。大好きよ。 -- tonight (2012-06-08 23 12 02) 心に響いた!中毒だあぁあぁあぁああぁあぁああぁ!!!(^-^) -- ジャンヌ (2012-06-09 21 30 33) この曲聴くと心がスッキリするわ -- 名無しさん (2012-06-10 19 12 10) えっ何か凄い中毒性。 -- マンゴープリン (2012-07-04 17 03 36) なにこれw最高中毒なんですけど(」•ω•)」 -- かんとぅりー (2012-07-09 21 49 25) 超好き。 -- あいらぶゆー (2012-07-27 15 58 07) ぁぁぁぁ 初めの、イントロかっこいい!!!!!! -- リン300 (2012-07-31 17 02 13) 謎の中毒性にはまった……((← -- 通りすがりの厨二病 (2012-08-05 15 27 09) すごい心に染みます…泣きそーだ……タイトル長すぎて覚えるの大変でした(笑) -- 大豆星人 (2012-08-15 07 32 36) あぁあぁあぁああぁあぁああぁ の部分が好き あと悲しみが壊れて死にそーだの部分もすき! -- 名無しさん (2012-08-15 21 16 40) なんでこんなに神なんですか???????????? -- にゃんにゃん (2012-10-20 09 46 51) 急に早くなるのが中毒になるあへんあぁあぁぁああぁぁあぁ -- ペテン師の… (2012-11-20 17 53 36) あぁあぁあぁああぁあぁああぁあぁ(ゲシュタルト崩壊しそうw(崩壊) -- 名無しさん (2012-11-24 11 34 27) サビ特に感動!聴かないのは本当に勿体無い -- みーこ (2012-12-09 21 26 07) 頭からヌケナイよ! -- 赤 (2012-12-14 21 29 42) うぃさんの曲は中毒性パなくていいなぁ? -- 80 (2012-12-16 16 46 48) 梨本さんの曲はやばい!! いい意味で -- チョコラ (2012-12-19 15 19 48) なんか、めっちゃ、はじけるううううううううう★ -- モブ (2012-12-22 21 41 00) + コメント 2013 すごく好き!!とにかく中毒www -- 名無しさん (2013-01-14 00 22 39) これのCDはどこにあるんでしょうか… -- 黒架 (2013-02-03 10 09 49) この曲スキだわ。。。 -- SARA (2013-02-12 10 47 45) あぁあぁあぁあぁ神曲 -- 名無しさん (2013-03-04 21 47 03) タイトルが覚えにくいwでもいい曲です -- 名無しさん (2013-03-17 18 47 22) じょじょに伸びていったんだな・・・殿堂入りきっかけでもっと色んな人に聞いて貰いたい -- ミカンマン (2013-03-17 19 42 31) 最高アアアアアアアア -- 名無しさん (2013-03-22 15 07 15) いい曲!! -- リンちゃんLOVE (2013-03-30 09 04 38) あ でゲシュタルト\(^o^)/ -- 風華 (2013-04-01 18 22 20) 梨本さん一生ついていきます -- きゃすか (2013-04-14 17 37 18) やっぱ最高ですね -- デイスチャージ (2013-04-22 01 13 15) 梨本さん神だ -- 名無しさん (2013-06-08 21 25 19) かっこいいっス~♪ -- ひなの (2013-07-09 16 49 35) 梨本さんスゴイ!神って呼んでいいですか? -- あるる (2013-07-18 18 02 32) 梨本Pはタイトルとかイラストで避けられがち -- 清恋 (2013-08-02 14 40 00) ここのページに行く1つ前のページ見たら「あぁ」がいっぱいあり過ぎてカオスwwww -- メスシリンダー (2013-08-21 10 04 12) なんかよくわからない曲デスネー -- 名無しさん (2013-10-15 17 47 45) 毎回最後のあぁあぁあぁ…でゲシュタルト崩壊 -- いなずまあいす (2013-11-25 22 50 17) あぁあぁあああぁああぁぁぁぁああwwイケる! -- 鬱荷 (2013-12-18 13 43 09) 梨本Pさんと初めての出逢いになった曲!(゚д゚*)ビクーン! -- ヒクーニャ (2013-12-19 22 02 29) あぁあぁあぁは嗚咽だろうな 泣きたいときに聴きたくなる -- 名無しさん (2014-01-25 04 34 57) 嗚呼っ!神だぁあぁぁあぁああ -- 赤塚ハル (2014-02-14 18 59 39) サビが好き!あがゲシュタルト崩壊 -- 名無しさん (2014-03-26 07 33 42) この曲いいっすね -- サラ (2014-03-29 18 35 22) 握りしめたその手が冷たくてってのがほんま泣けた -- ねこ (2014-07-29 09 37 00) 最後のあああがホントに泣いているようで良かった。なんか、共感できる曲だなあ…。 -- あああ (2014-08-05 07 48 52) あぁあぁあぁああぁあぁああぁが頭に残って離れない! -- 廃人39号 (2015-10-19 23 35 53) やばい、これはハマるわ。 -- 桜しずく (2015-10-28 06 44 33) 梨本さんの曲は中毒性があるな -- 名無し (2016-01-31 18 28 17) あ、何個あるし… -- かのん (2016-09-21 15 37 55) この曲良いです!ハマりました -- 名無しさん (2016-11-12 12 47 13) 神が降臨したあぁあぁあぁああぁあぁああぁあぁあぁああ(ry -- エンジェルサタン (2016-12-23 18 16 25) 病んでるけどいい曲 -- 歌子 (2017-02-02 15 23 28) ハマったあぁあぁあぁあぁ -- 名無しさん (2017-02-18 19 38 46) これだいすき -- 名無しさん (2017-02-19 18 46 44) 神だあぁあぁああぁあぁああぁああぁ -- エンジェルサタン (2017-03-06 17 33 08) なんか泣きそうになるなこれ -- さつき (2018-06-18 23 30 07) ギターがかっこいい。 -- Percy (2020-08-24 23 19 24) ミリオン行って欲しい。 -- 名無しさん (2022-09-11 20 24 48) あぁあぁあぁああぁあぁああぁ あぁあぁあぁああぁあぁああぁ -- シフォン (2023-02-19 14 55 57) 共感できるんだよなあ -- おいしい (2024-06-21 14 34 48) 名前 コメント
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娘々がきたよー そう、それはある日のこと。 私が芳香を連れて歩いていると、一人の男が話しかけてきた。 私は柔和な笑みで迎えた。 男の第一声が「ご飯を分けてくれ」だった。 私は正直なところご飯は余り食べないので、お金を渡し「これで買うといいわ」と言った。 しかし男は首を振った。 ふむ… 私は芳香にお使いを頼んだ。 芳香はにこにこして食べ物を買ってきた。 「えらい、えらい。うふふ…さぁ、これでいかが?」 「あ、ありがとうございます…」 男は苦笑いをして品物を受け取った。 そして立ち尽くした。 「あら?どうなさいました?」 「あの…台所を貸して頂けませんか?」 「え?」 驚いた…家に帰って調理すればいいものを。 …いやまて。 さっきも、なぜ私に買い物を頼んだ?十分にお金はあったはずだ。 「…もしかしたら、帰る場所がない…とか?」 「…お恥ずかしいことに」 私は当たっていたことに気を良くし、しばらく質問をした。 分かったことは、この男は帰る家がないこと、里におりてはいけないこと、外来人だということ、名は○○ということだった。 へぇ、平和そうな人里だけれども…差別なんてあるのね…。 またかわいそうに。 ○○はなかなか使えそうな男。 それに、見た感じだと優しい。 頭も悪くはなさそうだし… 人間性に欠点はなさそうだが。 そう考えていると、○○が話かけてきた。 「あの、お名前は…?」 「あぁ、そう言えば私はまだ名乗ってませんでしたわね。私は青娥。青娥娘々、とも呼ばれます。」 私はつらつらと言葉を重ね、男をどうしようか迷っていた。 ほうっておくか、連れて帰るか。 私は目の前で何かを待っている○○を見つめた。 「…あの」 「…はい?」 「台所…貸して下さいますか?」 あ、忘れてた。 男を連れて家へ。 芳香はいつもの所へ配置してある。 22時になったら起こさなきゃ。 「ねぇ、何を作っているの?」 「あ、ただの野菜炒めです。」 「頂けるかしら?」 「はい、いいですよ。」 小皿に盛られた野菜を眺め、口にする。 …美味しい。 私はこの味、好きだわ。もう少し欲しいけど… 私はちらと○○を見る。 すると、ニコッと○○は笑い少しの野菜炒めをくれた。 …いい人ね。何でこんな人ほうっておくのかしら。 私はもぐもぐ食べながらそう思った。 ○○が泊まって、一晩過ぎた。 「んー、仙人は別にあれだけど…ご飯、作ったほうがいいかしらね」 思い立ったら行動するのみ。 私はここにある材料を駆使し、朝食を作った。 …我ながらなかなかに。 私は笑顔で食卓へ運んだ。 「…おはようございます。…わぁ!」 ○○は料理を見て少し驚いた。 多分泊めてくれた相手が朝食を作ってくれるなど思いもしなかったのだろう。 「…すっごい美味しいです!」 「そう?」 お世辞のようなこの言葉は、○○が言うとキラキラした言葉に変わった。 ○○はおいしい、おいしいとご飯を全て食べてくれた。 「ご馳走様でした!青娥さん、凄く料理が上手いですね!」 「そんなことないわ…私は貴方の作る野菜炒め、好きよ?」 私と○○はふふふと笑う。 少なくとも私、○○のことは嫌いじゃないわね。 さて、そんなわけで○○と住むことになりました…が、 ○○は想像以上に世話をやく男だった。 部屋の掃除も、洗濯も、料理も。 殆どの家事をこなすのだ。 私はすることがなくなったので、○○がたまに料理をしてくれ、というのをのんびり待ちながら芳香ちゃんの手入れに時間をかけた。 ある日、○○が料理を作ってくれと言った。 私は嬉々として台所に立つ。 そして、ふと思った。 ー…? 何故私は嬉々として料理を作ろうとしているのだろう。 (決まってる、○○が喜んでくれるから) -…それだけ? (えぇ、それだけ。…二度もあの人を裏切れないわ) 私はくだらない自問自答をして、○○への料理作りに没頭した。 「できましたよ~」 私は数々の皿を宙に浮かしテーブルへ持っていく。 ○○が呆気にとられているのが面白い。 「青娥さん…手品ですか?」 「ん…あぁ、言ってなかったわね?私…いや、何でもないわ。手品よて・じ・な。」 私はくくくと笑う。 ○○は暫く私をちらちら見ていたが食べものに箸をつけ食べ始めると途端にそっちに集中した。 笑顔で、本当に幸せそうに食べる○○。 私はそれを見て頬杖をつく。 (食べ物を食べるより、お腹いっぱいになるわよ…) ○○と過ごし始めて半年余りが経った。 私は里へいつものように買い物に出かけた。 すると、とある人を見つけた。 里の人とは明らかに容姿の違う人。 妖怪ではない。 ならば、外来人ー…? そうか! 私は心から込み上げる喜びにしばし頬を緩めた。 「外来人も、受け入れられるようになったんだわ!○○…」 私は○○が里へ行き来できるようになる光景を思い浮かべ、にこにこしながら家路についた。 「ねぇ○○…聞いてくれない?」 「なんですか?青娥さん」 私は里に行った時のことを話した。 よくはみなかったが、あれは絶対里に溶けこんでいる。 「そう、ですか…」 話終えると○○は微妙な顔をした。 まるで里にはいきたくなさそうに… あ、そうか。 「ごめんなさい…里には、良い思い出なんてないかしら…?」 顔を伏せる。 ○○は慌てて言葉を紡いだ。 「いいえ…大丈夫です。」 「本当?じゃあ、善は急げ。行きます?」 「…はい!」 かくして、○○と里に行くことになった。 「わぁ…余り、変わってませんね」 ○○は今までと違う里を堪能していた。 私は里の色々な所を案内した。 そして蕎麦屋で蕎麦を食べた後、寺子屋を案内した。 そこで、○○の顔がこわばった。 私は上白沢慧音を呼んだ。 するとすぐに彼女は出てきた。 そして私に軽く挨拶をすると、○○の方を見て彼女は驚いた。 そして、こう言ったのだ。 「…○○!?どこ行ってたんだ!」 私の思考が 停止した。 「いや、すまないな。取り乱してしまって…」 さっきから○○にベタついている彼女に苛立ちを覚えながらも私は受け答えをしている。 何でも自称(ここ重要)婚約者だとか。 ○○は否定している。 そうだ。 当たり前だ。 だって○○は私のものだから。 私のことを一番に気にしてくれる、私の僕にするのだから。 「それで○○。ここに住まないか?」 「え…」 苦痛の時間が終わり、私が○○の腕に絡みついたときだった。 彼女が提案した。 私は○○にぎゅっとしがみつき、逃がさまいとした。 だが○○は… 「そう、ですね…何時までも青娥さんのお世話にはなれないし…里に馴染めるチャンスかもしれない」 私はトボトボと家路につく。 もともと○○のものはあまり家になかった。だからすぐにお別れになった。 …私はいつも気付くのが遅い。 だからあの人を置いていったあと、少し後悔したのだ。 でも、今回は違うわ。 ○○は私のもの、○○は私のもの… 家に帰って酒を少し飲んだあと、私は深く眠った。 深く、深く。 …目が覚めた。 しかし一体なんだろう?何だか雰囲気がいつもと違う。 何だか…とっても、寒い。 私は窓を開けた。 そして、驚いた。 「…え、うそっ…」 雪だ。 雪が、降っている。 おかしい! 私が眠りについたのは、春。 …つまりは。 私は里を見に行った。 ○○とあの憎きワーハクタクの経過を見る為。 「…?」 寺子屋がない。 代わりに綺麗な家が建てられている。 な、何故?どうしてっ…? 私は扉をノックした。 すると、○○が出てくる。 その懐かしい顔を見て、思わず抱きしめた。 「○○っ…良かったわ、無事なのね…!」 思わず涙しそうになったが、次の言葉で全てが崩れ去った。 「あの…どちらさまでしょうか?」 …え? 「わ、私よ?青娥、娘々…」 泣き笑いで酷い顔になっているだろう。 でも、それ位衝撃的だったのだ。 「セイガ…?」 そうして暫くすると、ワーハクタクが顔を覗かせた。 「おやおや、いつぞやの仙人さま。何かご用で?」 にこりと笑う彼女。 私は悪意が詰まった笑みを彼女へ向けた。 「今日は先生と、お話がしたくて参りましたわ」 「いや、どうぞおかけになって。」 私は椅子に座りワーハクタクを睨みつけた。 「どういうことなのかしら」 「…さてはて。何のことやら。」 彼女は首を振りにやりと笑った。 挑発するような笑みに苛立ちを覚える。 ガン、と机を叩いて彼女に迫る。 「…○○を、どうしたって?」 「…結婚したさ。指輪が見えるだろう?」 ワーハクタクは左手を見せる。 だが、私が聞きたいのはそっちじゃない。 「○○の記憶。どうしたのよ」 「ん…?あぁ、君の存在が邪魔でね。少し…歴史を消した」 …歴史を消した。 つまり○○はもう私のことなんて どうでもよくて 料理を食べて笑ってくれなくて こいつに一生を捧げる… ということか。 「さぁさぁ如何かな?もう用はないだろう。」 「…ないわけないわ」 私は渾身の一撃を彼女にかます。 ワーハクタクは半人半獣。 軽く吹っ飛んでいった。 私はキッチンから包丁を持ち出す。 「…なに、するんだ」 「…私の、可愛い可愛い…僕にしてあげる」 丁寧に丁寧に。 私は彼女に印をつけるように…刻んでいく。 さぁ、早く起きて。 彼女が死んだとき、調度○○が帰ってきた。 「ただいま……………え?」 大惨事。 私は笑顔で○○に近寄る。 「…おかえり。何をする?料理、作ろっか。ねぇ、ねぇ…」 ○○は青ざめて後ずさりする。 しかし、私は歩みを止めない。 ね、なんで逃げるの? 私だよ、せいがだよぉ… ○○は途中で止まった。 私はガバッと抱きつく。 やっと会えたーー… ○○が、私の首を締めはじめた。 …え? 会えたよ、会えたのに… どうして?どうして? やめて、そんな言葉あなたには似合わないわ。 苦し-… 気づいたら、○○が倒れていた。 私はにこりとして死体を手にとった。 「…ようやく、ようやく。」 私は二人を持ち帰ってキョンシーにした。 片方の女は毎日いたぶり、片方の男は顔がくずれるまで愛した。 「…本当は、もっと素直に愛したかったのに」 そう呟きながらキョンシーを壊れた笑みで抱きしめる、邪仙がいた。
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その頃、勇次郎は羽田空港にて元々長門の物だったパソコンのキーを叩いていた。 モニターに映っているのは巨大掲示板2ちゃ○。 パソコンとは縁がなさそうな勇次郎がパソコンを叩いている理由はもちろんノロウィルスや新型インフルエンザ等の撲滅のため。 勇次郎は早速新型インフルの恐ろしさを書き込んでいた。 だが、レスの内容は勇次郎にとって面白くないものであった。 『ちょwwwww今更新型インフルとかwwwwwww』『ノwwwロwwwウwwwィwwwルwwwスwww』 『竜はしっかり加熱しよう(キリッだっておwwwwww』『インフル撲滅より野球やろうぜ!!』 のように、勇次郎の書き込みに対する煽りばかりであった。 怒りを抑えて、マジメな書き込みをしてくれる者が現れるのを待つ勇次郎。 スレはついに500ぐらいにまで進み…… 555 :創る名無しに見る名無し :2010/06/15(火) 22 50 55 ID ◆5/WWxs9O1s ヾ / < 仮面ライダー5/が > ,. -ヤ'''カー、 /Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yヾ ー―ァ /r⌒| |⌒ヾ _ノ オ{( |0| )} オオオォォォォ!!!!! __,ヽ,ヾ,_|V|,_ノ、/ ,r-,,= ,゛==ゝ_ViV_ノ~i/ 〃 `ー―-、 / /⌒`//´⌒c/^^^ )))))))))) ,,―イ {ー''"~{ {~゛`ー`/'`'~/ー--―')) ,./ゝ_/∧ゝ_ノ ノ ー''" |ロ ロ | 人,_,人,_,人,_,人,_,< 555ゲットだ!! > 「邪ッッッ!!!!!」 勇次郎の堪忍袋は音を立ててはちきれ、 鬼の拳により長門の使っていたパソコンはスクラップと化した。 「2○ゃんのVIPPERどもめ! 俺が必ず貴様らを特定して皆殺しにしてやるッッ!!」 顔を真っ赤にし、全身に血管を浮かべ、背中に鬼の顔を浮かべ猛る勇次郎。 だがその怒りは突如流れた新生鷹の爪団と名乗る集団の全国放送により一旦静まる。 次々と画面に出てくるは織田信長と手先とされる男女のリスト。 だが、勇次郎はそんなものに興味はなかった。 「エフッエフッエフッエフッ」 笑みを浮かべる勇次郎。 ちなみに本来笑うという行為は本来攻撃的なものであり、 獣が牙をむく行為が原点である。 勇次郎の笑みはまさにそれを体現していた。 「なるほど、全国放送か。 新型インフルエンザの脅威を知らしめるにはもってこいだ。 2○hの厨房共を相手にするより効果的だわな」 そう言うと勇次郎は鷹の爪団の放送を利用すべく羽田空港を後にする。 要塞とやらのアテはないが団員の1人や2人を見つければ『勇次郎なりの手段』で何とかなるだろう。 彼は知らない。スーパークライス要塞は総統のドジにより自爆していることに。 【三日目・15時40分/新惑星・羽田空港】 【範馬勇次郎@範馬刃牙】 【状態】健康 【装備】いらない 【道具】支給品一式、不明支給品、インフルエンザのワクチン(大量) 【思考】 基本:新型インフルエンザの恐ろしさを世間に伝える(聞こうとしない者、真面目に聞いていないとみなした者には拳で教える【殺す】 1:撲滅運動参加者を募る 2:全国放送を利用してインフルエンザを恐ろしさを伝える 3:自分を煽った2ちゃ○ネラーや仮面ライダーを特定して殺す 【今回の時報 勇次郎の背中の鬼の顔を見て何故かL5を発症し喉を掻き毟る】
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握ってきた手は、暖かった すがるものを求めるように、こちらの手をつかんできた小さな手 ぬくもりなど存在しないこの手をつかんでくるなど愚かしいと感じた 振り払うのも、面倒で放置したら、結局、目を覚ますまで放してこなかった 目を覚ました瞬間に「冷たい」と文句を言ってきた 知るか、自業自得だ 「クロ兄」 その呼び方を止めろ 無視して目を閉じると、のし、と俺の体の上に座ってきた 重たい、やめろ 「なぁ、クロ兄。この城の風呂の温泉、クロ兄が沸かしたって、本当か?」 「………誰から聞きやがった」 「マルファスとハルファスから」 あの鳥共 今度、羽をむしってやろうか 「…沸かしたんじゃない。見つけたんだ」 「見つけた?」 俺に乗ったまま首をかしげるな まずは、降りろ 「クロ兄の能力って、氷雪系じゃなかったか?」 「水も、俺の能力圏内だ。洪水を起こす、大波を鎮める、どちらも可能だ」 ……いい加減、重たい 首根っこつかんで、傍らに卸す 「……そして。源泉を見つけ出す。それも俺の能力だ」 「…源泉………眠れる才能の暗喩、か?」 「聴いてばかりいないで、自分で考えて判断しろ」 ……正解だ 人間の才能を発掘するのも、俺の能力の一つ 面倒だから、ほとんど使った事はないが 「もう聞くことはないだろ?さっさと消えろ」 「やだ。遊ぼう」 圧し掛かるな、重い 何故、この子供は俺に懐くんだ 「坊やを好いている悪魔共と遊んでくりゃいいだろうが」 「やだ、クロ兄がいい」 鬱陶しい さっさと、どこかに行ってしまえ 諦めずに呼びかけてくる声を無視して、目を閉じる 不満そうな声をだし、だが、子供は離れない 馬鹿な子供だ 他の悪魔に愛されているのだから、そちらとだけ行動すればいいだろうに あぁ、馬鹿で、愚かだ (……だから、こそ) あの馬鹿な悪魔達は、この子供を愛おしく感じるとでも言うのか? いつの間に眠っていたのか この街で活動する間の拠点内の、テレビが置いてあるリビングルーム 餓鬼共に付き合わされて、ソファーに座ってテレビを見ていたはずだったのだが テレビは消されていて、部屋の明かりも消えている 時計を見れば、そろそろ日付が変わる時刻だ 部屋に戻ろうと立ち上がると同時に、扉が開いた …カイザーが、少し驚いた表情でこちらを見てくる 「…あぁ、目を覚ましましたか」 「餓鬼共は?」 「先ほど、寝かしつけましたよ」 ため息をついてくるカイザーに、そうか、と短く答えた 相変わらず、ご苦労なこった 「ご苦労さん。そろそろ、目標の居場所は絞り込めてきているんだ………体調は整えておけよ?お前には、重要な役割があるんだからな?」 「………わかっています」 俯いて答えてくる声 迷いがにじみ出ているのを感じる あぁ、そうだ、迷え そして、こちらに堕ちてきてしまえ 「……わかっているな?エイブラハム様の言葉は、絶対だ」 「……………わかって、います」 「その時がきたら、お前は役割に集中しろ。餓鬼相手に手助けしようとは思うなよ?あいつらがこの任務でどうなろうと、自己責任なんだからな」 こちらの言葉に、カイザーの体が小さくはねた 睨みあげてくる視線 まだあきらめず、反抗してくるから いい加減、諦めてしまえ 「何だよ」 「…っあなたは……あの子達を相手に、情を感じてはいないのですか?」 「……はぁ?」 何を馬鹿を言っているんだ、こいつは こちらの正体を知っているくせに 「俺は、餓鬼は嫌いだよ」 鋭く睨み付けてくる視線を無視して、部屋を出る あいつがどう反抗しようが、もう遅い 俺とエイブラハム様に、あいつは逆らうことなどできないのだから、放置しても構うまい 「………あぁ、そうだ、餓鬼なんて嫌いだよ」 この氷の悪魔に、子供の暖かさなど不要なのだ 悪魔は悪魔らしく、ぬくもりとは無縁に生きる ただ、それだけだ to be … ? naviで指定しているページは存在しません
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和「えっと……これでいいんですか?」 京太郎「おお……なんというか、やっぱりすげぇな和……メイド服が滅茶苦茶似合うわ」 和「須賀君がこういうものを持ってることに驚いてますが……縫製もしっかりしてますし、ホワイトプリムもあって…安物じゃないんですよね?」 京太郎「あぁ、ハギヨシさんに貰ったんだ。モンブチのメイドさんたちにも配られるらしいんだけどさ、多く作りすぎたから…ってさ」 和「……あぁ、そういうことですか。でも龍門渕の方々のサイズなのに胸に余裕がありますね…?」 京太郎「あそこも人によって結構差があるらしいから、どちらにも合わせられるようにって作ったらしいぜ」 和「そういうことも出来るんですね…」 京太郎「和ってそういうの好きだろ?」 和「そうですね……。……好きです」 京太郎「タメがあると勘違いしそうになるなwwww」 和「勘違いじゃないです…よ…?」 京太郎「……え?」 和「………」 京太郎「……和?」 和「私を…須賀君だけのメイドにしてくれるって、須賀君のメイドとして御奉仕しろって、そういうことですよね?」 京太郎「………好きですっ…て…」 和「……私は言いましたよ?…須賀君も、教えてください?私の御主人様になってくれますか?」 京太郎「あの……その、だな」 和「はい」 京太郎「俺だけのメイドになって…ほしい」 和「はいっ♪」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/853.html
男「俺のために毎朝みそ汁を作ってくれ!」 女「キュン!」 男「と、これは日本の伝統的なプロポーズです」 女「……………え?あ、うん、そうだね。うん。わかるわかる。わかってるからねわたし」 男「何を慌てているのか知らんが、しかし今日びこんな台詞は時代遅れだと思うんだ」 女「というと?」 男「朝飯にめざしが出てきたような時代ならともかく、現代において朝飯が和食とは限らないだろ」 女「昨日の残り物のカレーとか?」 男「朝飯のチョイスとしてはちと重いが……まぁ、そうだな。洋食派の人もいるわけだし」 女「あー」 男「パン。牛乳。ベーコンエッグ。サラダ。みそ汁。ヨーグルト」 女「軽いドメスティックバイオレンスだね」 男「だろ?」 女「なるほど……じゃあ、コーンスープ……とか?」 男「俺のために毎朝コーンスープを作ってくれ!」 女「……レ、レトルトのやつなら……なんとか」 男「失敗だな」 女「失敗だね」 男「じゃあ、何だろう」 女「子供とか」 男「俺のために毎朝子供を作ってくれ!」 女「朝からですか!?お盛ん!」 男「……普通に、毎朝朝食を作ってくれ、でいいんじゃね?」 女「あ」 新ジャンル「プロポーズ」
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「どうぞ」 「?」 「彼の、連絡先。あなたも、覚えておいてもいいのでは?」 自分は、すぐに記憶できるからいい その気になれば、「組織」の黒服としての能力で把握できる そう思って、ハーメルンの笛吹きから受け取った連絡先が書かれた紙を手渡そうとしたのだが 「ううん、いらない。あいつは敵でしょ?」 きっぱりと、コーラのペットボトルをもった青年は言い切ってきた 迷いのない笑みで続けてくる 「だって、兄さんの教え子があいつの被害にあったら、兄さんが悲しむからね。だから、あいつは僕の敵」 「……そうですか」 …この青年らしい考え方だ 敵であると認識した存在に対して、決して警戒を緩めないし、いつまでも信じようとしない 「…あ、そうだ。連絡先受け取っておいて、呼び出して闇討ちするって手があったかな?」 「…やめなさい」 ため息をつき、連絡先が書かれた紙を閉まった …伝えるのは危険だ そう、判断する 「えー、だって、「組織」的にも、アレ、いらないんでしょ?」 「人をアレと呼ぶのはやめなさい…「夢の国」や「鮫島事件」に関しては協力し合った身とは言え…次に事件を起こしたら、「組織」も黙ってはいないでしょうね」 だが……気のせい、だろうか? あの、ハーメルンの笛吹きの契約者から悲しみのような感情を感じたのは 今の彼を形成するに至った、救いようのない過去のようなものを感じたのは …それに関して、何かわかれば 救う事が、できるのだろうか? 「…君は、敵に対しても同情するのはやめた方がいいと思うな、いつか、足元すくわれるよ?」 ぽつり、青年はそう言って、黒服から離れた 代わりに、料理を取りに行っていた少女が戻ってくる 「…?さっきの人は?」 「私が「組織」で担当している契約者です」 「へぇ…」 すぅ、とやや警戒したようにペットボトルを持った青年の後ろ姿を見つめる少女 小さく、苦笑する 「大丈夫ですよ。彼は、「組織」への忠誠度がほぼありませんし、害を与えられない限りは攻撃してこない……はず、です」 「何故、自信なさげになるの」 「…いえ、彼の人格的な問題などを考えると、やや不安が」 …かすかに、胃が痛い 自分が「組織」から完全に捨てられなかったのは、彼のお守を自分が押し付けられているせいもあるのではないか? …それを考えると、ますます胃が痛くなってきた 考えるのは、やめよう 「…ん、どうしたんだ?具合、悪いのか?」 「……あぁ、いえ、問題ありませんよ」 と、焼き立てらしい秋刀魚を持ってきた日焼けマシンの契約者が、心配そうに声をかけてきた …少女が青年を睨んでいるように見えるのは、気のせいだろうか? 「そうか?…休んだ、って言っても、お前、まだ疲れ完全にはとれてないだろ?無理するなよ?」 「大丈夫ですよ…あなたこそ、ここ数日、忙しいのでしょう?無理はなさらないように」 大丈夫、と青年は笑ってきて、秋刀魚の乗った皿を黒服たちの傍のテーブルに置いた ついでに、ほら、と少女にプリンを手渡す 「まだ、結構あるからな。いくらでも食べろよ?」 「えぇ……と言うか、あまり子供扱いしないでよ」 「?まだ子供だろ?」 少女の言葉に、青年は不思議そうに首をかしげる む…と、少女は、やや面白く無さそうだ 黒服は、小さく苦笑する 確かに、青年から見たら、少女はまだ子供だろう だが、この少女は…その育った環境のせいか、やや精神年齢が高い それに比べて、この青年は、早く大人になろうと焦りすぎて、しかし、どこか精神的に未熟なままで…若干、精神年齢が低い そのせいか、この2人…精神的には、むしろ年齢が逆転しているようにも見えるのだ 己の契約者2人 その様子が、どこか微笑ましい 「…あぁ、そうだ、Tさんも、会場に来ていますか?」 「ん?あぁ、来てるけど…」 …むぅ、と やや、面白く無さそうな表情を浮かべた青年 ……まだ、Tさんに対して苦手意識があるのだろうか? …まぁ、将門のせいもあって、やや大変な目にもあったようなので、仕方ないのかもしれないが 「後で、彼と少々話したい事もありますので…見かけたら、私が話があると言っていたと、伝えてくださいますか?」 「……わかった」 むぅ、と子供っぽく不貞腐れたまま、青年は頷いた …そして、じっと、黒服を見つめてくる 「…何かあったら、俺にもすぐ言えよ?俺は、お前の契約者だ。お前を護るのは当たり前なんだからな?」 「…普通は、立場が逆なのですがね」 普通は、都市伝説が契約者を護るものなのだが 黒服が苦笑すると、青年は笑って続ける 「いいだろ?別に。俺は、お前の事好きなんだし」 -----父親みたいな存在として、と 小さく、呟く様に、続けてきた …あぁ、やはり、この青年は 心の中で、どこか、家族を求め続けているままなのだ 本当の家族に家族らしい扱いを受けることが出来なかったがために いつまでも、それを求め続けている 「…それじゃあ、また後でな」 まだ、色々と仕事が残っているのだろう パタパタと、青年は離れていく その青年の後ろ姿を、黒服は優しく見送って 「……?どうかなさったのですか?」 「あ…いえ、なんでもないわ」 「?」 青年の後ろ姿を、鋭く睨んでいた少女の様子に 黒服は、小さく、首をかしげたのだった …先程の青年の発言で、彼らの周囲が一瞬、ざわついた事に 黒服も青年も気にしていなかったし、むしろ、一瞬足りとも気づいては居なかったのだった 終わってしまえよ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱